突然ですが伊勢醤油ってご存知ですか?
ご存知無い方もいらっしゃるかと思いますがこのお醤油、いろんなお料理の味付けだけじゃなく
お刺身などのつけ醤油にも使えるとっても万能なお醤油なんです!
様々なジャンルの料理人から支持されていて、その品質の高さから食品のオリンピックと言われる
モンドセレクションで最高金賞を8年も連続で受賞している優れもの。
これがその伊勢醤油。

高級感があってとってもお上品な見た目ですよね♪
今日はそんな伊勢醤油の特徴から使い方まで色々ご紹介します!
ご存知無い方や聞いたことはあるけれどどんなものだろうとお思いの方にも伊勢醤油の魅力をきっとおわかり
いただけると思います。
目次
・伊勢醤油の原料は?
・伊勢醤油は伊勢神宮にも奉納されている!
・伊勢醤油の気になるお味は?
・伊勢醤油のおすすめの使い方
・まとめ
伊勢醤油の原料は?
まずは伊勢醤油がどんなものから作られているかのご紹介です。
伊勢醤油の主な原料は一般的なお醤油と同じく大豆と小麦です。
大豆がお醤油のコクと旨み、小麦が香りのもとになるんですね。
伊勢醤油は名前のとおり三重県の伊勢市で製造されており、そのこだわりの原料はどちらも三重県産のものが使われています。
まずは使われている大豆、名前は「フクユタカ」
昔の醤油に用いられた大豆と同じく小粒の品種で、タンパク質や糖質が多く含まれているため甘味もたっぷり。
ちなみにこの大豆を蒸している時、甘くて柔らかいきな粉のような香りがするそうですよ♪
続いてもう一つの原料である小麦は「ニシノカオリ」
その名前からも連想されるように力強い香りが特徴の品種です。
こちらもタンパク質が多く含まれているため菓子パンやフランスパンの原料としても使われるみたいです。
そしてこの二つの原料を使って麹を作り、さらにその麹をもろみにして…と様々な工程を経て、丹念に仕込まれ
ることによって伊勢醤油はできあがります!
伊勢醤油は伊勢神宮にも奉納されている!
そしてこの伊勢醤油、毎年年末に伊勢神宮に正式奉納されているんです。
伊勢神宮(正式名称は「神宮」)といえばお伊勢さんとして親しまれる伊勢市にある神社。
すべての神社の中でも頂点に君臨する存在で、日本人のこころのふるさとと言われています。
江戸時代には60年に一度の周期でやってくる「おかげ年」にこの伊勢神宮へ集団で参拝する「おかげ参り」が
起こりました。
この「おかげ参り」の参拝者は伊勢神宮に仕えて参拝のお世話をする「御師」から料理などの
おもてなしをうけていたそうで、その頃に使われていた醤油を再現したのが伊勢醤油なんですね。
三重県産の原料を使って四季の恩恵を受けて造られる伊勢醤油。
土地の恵みに感謝し、その年の最初にできた伊勢醤油を神様に召し上がっていただく為に奉納されています。

このブランドマークも伊勢神宮のイメージを表現されているそうです。
太陽は伊勢神宮におまつりされている天照大御神、雲は古来より神様を運ぶ乗り物とされているということのようです。
おかげさまの心を込めて伊勢に伝わるおもてなしを表現しているんです。
伊勢醤油の気になるお味は?
次にやっぱり気になるのはそのお味ですよね!
まずは私が初めて伊勢醤油を口にして感じたのは単体でもとっても美味しいということ。
普通のお醤油だと舐めてみるとしょっぱい、濃い、というようなとても単体で美味しいと感じられるものではないですよね。
でもこの伊勢醤油、普通のお醤油のような濃さは感じられず少し甘味があってコクがある独特の「旨み」のようなものが感じられます。
後味もすっきりしていてとってもいい香り♪
幅広いジャンルの料理人の方から支持されていて、色んなお料理に使えてたくさんの素材や調味料との相性も抜群、すごくわかるような気がします。
伊勢醤油のおすすめの使い方
お豆腐やお刺身などにつけたりかけたり、肉や魚を焼く時や煮物など、もう何にでも使えます。
私は最近伊勢醤油をわさび醤油にしてクリームチーズにつけて食べるのにはまっています。これがお酒の
おつまみにとってもいいんです♪

またこちらは卵かけご飯や目玉焼きなど卵料理におすすめでかつお節や昆布だしが入っている、だし醤油のタイプもあるんです。
今後はこの伊勢醤油を使ったレシピもいくつかご紹介していきたいと思いますのでご期待くださいね♪
まとめ
今回ご紹介させていただいた伊勢醤油、いかがでしたか?
和食・洋食問わず使えて、はたまたアイスクリームにかけてもなぜだか美味しいこんなに万能な
お醤油はなかなか見つからないと思います!
料理がお好きで調味料にこだわる方や美味しい料理を食べてほしい方への贈り物にもおすすめです。
伊勢醤油を使った料理であなたも大切なあの人をおもてなししてみませんか?
おかげさまの心が込もった伊勢醤油を使えばきっと喜んでいただけること間違いなしです!