パスタ
皆さんこんにちは、店長の加藤です。
以前ロングパスタに関する記事をご紹介しましたが今回はショートパスタの種類をご紹介させていただきます!
ショートパスタ
ショートパスタはその名の通りパスタの中でも短く、伸びにくいのが特徴です。
また種類も非常に多く、その形状も様々なんですね。
ヨーロッパではロングパスタよりも売れているショートパスタ、種類や特徴、おすすめのソースをご紹介したいと思います。
マカロニ(Maccheroni)
日本でとても馴染み深いマカロニ。ショートパスタの中でもとても代表的なものになります。
内部に直径3~5mm前後の穴が空いていて、長さは7cm前後のものや20cmを超えるものなど様々です。
名前の由来は諸説あるようですが古代ギリシャ語のmakariaから来ているというのが有力です。
サラダやグラタンに使われるのが一般的ですがトマトやクリーム系のソースにも合います。
ペンネ(Penne)
こちらも日本で馴染み深いショートパスタ。
両端をペンの先のように斜めにカットされており、表面に溝があるタイプのものは「ペンネ・リガーテ」と呼ばれます。
「羽根」や「ペン」を意味するイタリア語の「penna」が語源です。
ペンネは唐辛子を利かせたトマトソースであるアラビアータに使用されるのが一般的ですが濃厚な
クリームソースやジェノベーゼソース、スープやグラタンなどどんなお料理にも使えます。
ファルファッレ(Faralle)
蝶ネクタイの形をしたパスタで「蝶」を意味するイタリア語の「farfalla」が語源です。
この特徴的な形状から外側の部分のは柔らかく、中心の部分はしっかりとした歯ごたえのある独特の食感があります。
トマトソースやクリームソースだけでなくスープに入れても美味しいです。
ルオーテ(Ruote)
車輪のような形をしたパスタで日本では英語名の「ホイール」という名称で知られています。
「車輪」を意味するイタリア語の「ruote」がそのまま語源になっているようです。
ソースに和えるよりもスープやサラダの具材に使用されるのが一般的です。
リガトーニ(Rigatoni)
表面にすじが直径8~15mm前後の筒状の少し大きめなショートパスタ。
「すじ」を意味するイタリア語の「riga」が語源になっており、とてもソースが絡みやすいのが特徴です。
大きめな形状から濃厚なクリームソースや肉を使用したパスタソースと相性抜群です。
マニケ(Maniche)
リガトーニに形状が似ていますがさらに大きく、その太さは20~30mm程の筒状のショートパスタです。
「袖」を意味するイタリア語がその名称で、日本ではあまり見かけませんがイタリアではとても一般的です。
その太さから肉や野菜を詰めて調理されることが多く、グラタンや味の濃いソースとも相性抜群です。
コンキリエ(Conchiglie)
貝殻のような形をしたショートパスタで表面に溝があるのが特徴です。
「貝殻」を意味する「conchiglie」が語源で、大きめのもをこコンキリオーニ、小さめのものは
コンキリエッテと呼ばれることもあるようです。
表面に溝があるためソースと絡みやすくトマトやクリーム系のソースと合わせたり、煮込み料理にもおすすめです。
フジッリ(Fusilli)
らせん状の形をしたショートパスタで日本ではカールマカロニと呼ばれています。
語源は諸説ありますが「ライフル」を意味するイタリア語の「fusile」で、英語名のカールやクルル
と呼ばれることもあります。
その形状からドレッシングが絡みやすく、マカロニのようにサラダに使われることが多いいようです。
カッペレッティ(Cappelletti)
ワンタンのように中に具材を詰めて使用されることの多い少々変わった見た目のパスタ。
「小さい帽子」を意味するイタリア語が語源で、日本ではあまり馴染みがありませんがイタリアには
クリスマスのお料理に頻繁に使用する地域もあるそうです。
こちらはスープの具材として使用されることが多く、中に詰め込む具材は肉やチーズなんかが多いようです。
オレッキエッテ(Orecchiette)
出典:ウィキメディア・コモンズ,ファイル:Lasagnettejp.JPG,著作権者:Liveon001,ライセンス:表示 - 継承 3.0 非移植
中央にくぼみが入ったドーム状のショートパスタでとても良い食感がするのが特徴です。
「耳」を意味するイタリア語が語源で、イタリアのプッリャ州の郷土料理の「チーマ・ディ・ラーパ」でよく使用されるようです。
こちらはブロッコリーととても相性が良いとされているため、青野菜を使用したお料理の具材がベターです。
ニョッキ(Gnocchi)
ジャガイモと小麦粉の組み合わせで作られる団子状の形で、日本でも馴染みが深いショートパスタ。
「ニョッキ(gnocchi)」は塊を意味する単語で、元々は単に小麦粉を練って作られていたようです。
一般的にはジャガイモと小麦粉で作られますがジャガイモの代わりに他の野菜やチーズを使用したり、
ゆで時間によって食感を調節したりととてもアレンジの幅が広いのが特徴です。
まとめ
今回は様々な種類のショートパスタをご紹介させていただきましたがいかがでしたか?
ロングパスタに比べて個性的な形をしたものが多いですよね!その分ソースが絡みやすかったり
色んなお料理に使用できるので皆さんもぜひショートパスタを使ってみてください♪
2018-08-06 15:37:00
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皆さんこんにちは、店長の加藤です。
パスタが太らないということを知って(前記事「パスタって太るの?いいえ、パスタは太らないんです!」)
私は最近パスタ料理ばかり食べているんですがパスタにたくさん種類があるってご存知ですか?
パスタと言ってもその種類は500以上もあるんです!
パスタの種類は大きく分けてロングパスタとショートパスタの2種類あります。
細さや長さ、形状まで様々なパスタですがロングパスタとショートパスタを2つの記事に分けてご紹介します!
ロングパスタ
ロングパスタはその名の通り長く、うどんや蕎麦のような感覚で食べることができるため日本で馴染みが
深いものですね。
ロングパスタも麺の太さや形によっても種類がたくさんあり、どんなソースに合うかも変わってきます。
今回はロングパスタの種類と特徴、おすすめのソースなどをご紹介したいと思います。
スパゲッティ(spaghetti)
スパゲッティは「ひも」を意味するイタリア語「spago」に由来しているもので日本だけでなく本国イタリア
でも代表的なロングパスタとして知られています。
特徴としては直径1.4mm~1.8mm前後、長さが約25cmでクリーム系やトマト系だけでなくペペロンチーノ
などのオイル系のソースなどどんなソースとも相性抜群でとっても使いやすいロングパスタです。
スパゲッティーニ (spaghettini)
photo credit: Hellebardius Spaghettini with herbs and olive oil via photopin (license)
直径1.6mm前後と少し細めのロングパスタでスパゲッティと混同される場合も多いようです。
こちらもどんなソースにも合いますが細めなのでオイル系やボンゴレなどの汁気の多いソースは特に相性が良いです。
カペッリーニ(capellini)
直径1.2mm未満のとても細いロングパスタで2分前後でさっとゆで上がるのが特徴です。
「髪の毛」を意味するイタリア語の「capello」が語源で冷製パスタやスープパスタと相性抜群です。
ヴェルミチェッリ(vermicelli)
直径2mm前後のスパゲッティより少し太めの食感が楽しめるロングパスタです。
ミミズなどの「細長い虫」を意味するイタリア語の「verme」が語源ですが14世紀のイタリアでは地方ごとに
様々な呼び名があったそうです。
少し太めなためクリーム系やボロネーゼなどの濃いめのソースに合いますね。
フェデリーニ(fedelini)
直径1.4~1.5mm前後のスパゲッティーニよりも少し細めのロングパスタです。
「糸」や「薄い」を意味するラテン語が語源であっさりとしたオイル系やスープパスタと相性が良いです。
カペッリ・ダンジェロ(capelli d'angelo)
直径0.7~0.9mm前後のとても細いロングパスタでカペッリーニよりも細く、棒状にするのが難しいため
鳥の巣のように丸いかたまりでまとめられていることが多いです。
名前は直訳すると「天使の髪の毛」、イタリアらしいネーミングセンスですね♪
カペッリ・ダンジェロはとても細いためスープ系や冷製パスタにするのが良いですね。
リングイーネ(linguine)
直径1.9mm程のロングパスタで断面が楕円形のためソースとの絡みが良く、弾力があって楽しい食感が特徴です。
「舌」を意味するイタリア語の「lingua」が語源となっているようです。
クリーム系のソースや魚介を使用したパスタが相性抜群でジェノベーゼソースなんかも良いですね♪
ブカティーニ(bucatini)
直径2~3mm程で中央に穴が空いている管状のロングパスタです。
「穴」を意味するイタリア語の「buca」が語源でペルチャテッリ(perciatelli)という別名もあります。
管状でソースが中に入り込むようになっているのでトマト系やクリーム系の濃厚なソースと合います。
ツィーテ(zite)
photo credit: Tiny Banquet Committee zite pasta via photopin (license)
直径5~8mm前後のとても太いパスタで中央に穴が空いているのが特徴です。
ロングマカロニと呼ばれておりこのままゆでて使うより切ってマカロニサイズにして調理するのが一般的なようです。
クリーム系の濃厚なソースやグラタンなどに使用するのがオススメです♪
タリオリーニ(tagliolini)
幅1~3mm程の卵入りの練り粉を伸ばして作られる蕎麦状のパスタ。
このタリオリーニは平打ちのパスタで、「切る」を意味するイタリア語の「Tagliare」が語源。
もちもちした食感でクリーム系のソースと相性抜群です。
トレネッテ(trenette)
幅3~4mm程の平打ちで作られる断面が楕円形のパスタです。
イタリアのジェノヴァ地方やリグーリア地方で食されているもので魚介系のソースに相性抜群です。
タリアテッレ(tagliatelle)
幅4~8mmの卵入りの練り粉を伸ばして作られる細いリボン状のパスタです。
前述のタリオリーニと同じ「切る」を意味する「tagliare」が語源です。
フェットゥチーネ( Fettuccine)というパスタと非常によく似ていますがほぼ同じもので、
タリアテッレはイタリア北部でよく使われるものでフェットゥチーネは若干幅広でイタリア中~南部でよく食されるそう。
ほとんど平らな麺なのでソースに絡みやすくクリーム系のパスタと相性抜群です。
ラザニェッテ・リッチェ(lasagnette ricce)
出典:ウィキメディア・コモンズ,ファイル:Lasagnettejp.JPG,著作権者:さえぼー,ライセンス:cc表示-継承
幅10~15mmの麺の端がギザギザになっている少し特徴的なパスタ。
ラザニェッテはラザニアの正確な名称でのラザーニェから来ており、リッチェは縮れを意味する「ricce」が
語源なのでそのまま読むと縮れたラザニアという意味を持つようです。
こちらもギザギザでソースが絡みやすくクリーム系の濃厚なソースと相性が良いです。
ラザーニェ(lasagne)
板状のパスタで日本では「ラザニア」として親しまれているものですが料理名ではなくパスタの種類なんですね。
昔は生麺が主流でしたが現在は乾麺として用いられることがほとんど。
語源は諸説あるようですが古代ローマ人が使っていた料理用の「浅い鍋」を意味する「lasanum」みたいです。
オススメはやはりミートソースやホワイトソースを交互に重ねる「ラザニア」として調理するのが良いですね。
パッパルデッレ(pappardelle)
幅10~30mmの幅広いリボン状のパスタでタリアテッレに似ていますがパッパルデッレの方が幅広いです。
「豪快に食べる」「食いしん坊」を意味するイタリア語「pappare」が語源のようです。
きしめんのような見た目でイタリアのトスカーナ地方でよく食されるもので、ミートソースやクリームソース
などの濃厚な味のソースと相性抜群です。
キタッラ(chitarra)
出典:ウィキメディア・コモンズ,ファイル:Stringozzi alla chitarra.jpg,著作権者:fugzu's,ライセンス:cc表示 2.0
太さが2mmほどの断面が四角形のパスタでイタリアのアブルッツォ州のラクイラというところで生まれたものです。
名前のキタッラはイタリア語で「ギター」を意味し、木枠にギターのような細い弦を張ったことからそう呼ばれるようです。
元々はスパゲッティ・アッラ・キタッラというパスタを作る道具をキタッラと呼んでいましたがその道具で
生み出されることでパスタそのものをこの名前で呼ぶようになったんですね。
こちらも太麺なためクリームソースやトマトソースなどの濃厚なものと合いますね。
パッサテッリ(passatelli)
独特の形をしたパスタでパン粉や卵、パルミジャーノチーズをこねて作られるパスタです。
こちらはブロードというだし汁で茹でてスープに入れて食べるのが一般的です。
ピッツォッケリ(pizzoccheeri)
幅10mm程の蕎麦粉を使用して作られるパスタで、ロングパスタとショートパスタの間の長さでとても特徴的なものです。
イタリアのロンバルディア州最北端のヴァルテッリーナ地区の名物で、山岳地帯に面していることから
この地方では小麦の栽培が難しいことから多めの蕎麦粉と小麦粉を混ぜて作られるそうです。
じゃがいもやキャベツと一緒にゆでてチーズソースに和えて食べるのが一般的なようです。
まとめ
いかがでしたか?今回ご紹介したのはロングパスタでもごく一部のものですが普段よく目にするものから
全く馴染みの無いものまで様々ですね。
別の記事でまたショートパスタをご紹介したいと思いますのでお楽しみに♪
2018-06-28 15:38:00
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皆さんこんにちは、店長の加藤です。
今回はちょっと気になるニュースを見つけたのでご紹介したいと思います。
現在糖質制限ダイエットが流行中で炭水化物は太るというイメージが強いなか、なんとカナダのセント・
マイケルズ病院の研究チームが「パスタは食べても太らない」という研究結果を発表したんです!
内容としては米やパンなどの他の炭水化物に比べて低GIなためパスタはとても健康的というものなんですね。
食べると太るというイメージがとても強いんですがそうではなかったんですね♪
今回はこのパスタ好きにはとっても嬉しいニュースをご紹介したいと思います。
目次
・パスタって何でできてるの?
・GI値って?
・パスタは健康的!
・まとめ
パスタって何でできてるの?
そもそもパスタってどうやって作られているんでしょうか?
パスタといってももちろん色んな種類があるんですけど基本的に原料はセモリナ粉というデュラム小麦を粗く
砕いた小麦粉を使用して作られます。
デュラム小麦は良質なタンパク質をたくさん含んでいて弾力性があり茹でても形が崩れにくいという特徴が
あるようで、そのデュラム小麦の胚乳を粗く挽いたものがセモリナ粉なんですね。
デュラム小麦の主な産地はカナダやヨーロッパで、通常の国産の小麦ではその特徴からなかなかパスタには
向かないみたいです。
そしてそのセモリナ粉に水を加えて混ぜ合わせて練ったものを乾燥させてできあがります。
GI値って?
パスタが太らないという理由としてGI値が低いということが挙げられています。
このGI値とはグリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食品の血糖値の上昇速度を表す数値です。
私たちが物を食べた際、摂取したものは糖になり血糖値を上昇させます。
そこで糖が体内で急激に増えると「インシュリン」というホルモンが分泌され血糖値を下げようとします。
そしてその「インシュリン」は脂肪を作る働きもあるため多く分泌されると肥満の原因になってしまうんです。
「インシュリン」の分泌を抑えるためには血糖値の上昇がゆるやかなもの、つまりGI値の低い食品が
太りにくい食品ということなんですね。
ちなみに数値はぶどう糖を100として相対的に示されるものですが白米は88、食パンは95ですがパスタは65と
これらの炭水化物と比較するとだいぶ低いことがわかりますね。
パスタは健康的!
今回発表された研究結果ではパスタはとても健康的な食品であると記載されています。
この実験の中で被験者はGI値の低い食事を摂り、炭水化物はパスタだけを食べる生活を送ったところ被験者の
体重やBMIや体脂肪、胴囲をなどは増加にはつながらず、むしろ3カ月の実験期間中に体重が平均で0.5キロ
減少したそうです。
また研究チームは低GI食品のほうが空腹感を満たす効果が高く、食べ過ぎを防ぐことで体重の増加を抑える
ことができたとも言っています。
パスタと言っても種類は豊富ですがどれもGI値が低く、食物繊維が豊富で満腹感を感じやすく、消化も緩やか
なためエネルギーの総摂取量を減らすことができるとも言っています、これならダイエット効果にも期待できそうですね!
しかし研究者はパスタに必要以上に油や砂糖を足すのは禁物ということも言っています。
オイルやクリームソースを多用しがちなパスタですがカロリーや脂質の多い調理をしてしまうともちろん太る
原因になってしまいますよね。
なので食べ方さえ気を付ければパスタはとても健康的な食品で、太りやすいということはないということなんでしょうね。
まとめ
いかがでしたか?パスタは食べると太りやすいというイメージがとても強かったんですがGI値も低く、健康的
な食べ物だったみたいですね。
私もパスタが大好きで一時期自作のパスタ料理ばかりを食べていましたがよく考えたらそれ程太らなかった
ように思います。
またパスタには食物繊維やタンパク質、ビタミンB2、カルシウムや鉄分も含んでいるためバランス良く栄養素
が摂取できるので毎日の食事にも取り入れたいですね。
当ショップにもパスタのギフト商品がございますのでぜひチェックしてみてください♪
Grazieシリーズ
Bonoシリーズ
2018-05-22 15:38:00
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